相続問題は家族間法律問題。だから理念を大切にする
私たちが最も大切にしているサービス理念の軸。それは「CLIENT FIRST(クライアントファースト)」です。日本語に訳すならば「顧客第一主義」—– お客様にとっての利益を純粋に追求することが私たち「レンジャー相続弁護士」のコア・バリューなのです。
相続問題に限らず、法律問題の多くのご提案には、メリットとデメリットが背中合わせになっています。そのため私たちは、メリットとデメリットの両方を説明し、クライアントのご意向を確認します。メリットだけを説明してデメリットを伏せるようなことは、私たちが考える「CLIENT FIRST」ではありません。
また、「顧客第一主義」という言葉自体は多くの会社がサービスの理念として大切にしているものです。顧客第一主義においては、顧客の経済的利益を追求することが何よりも重視されます。しかし法律家の解釈はビジネスのそれとは少し異なります。経済的利益の追求も大切にしながら、クライアントの「想い」や「人間関係」をも大切にします。
遺産相続のプロセスにおいては、ご相談者自身、どうしていきたいのかの整理がついていないことも少なくありません。ご相談を受けつつ、こちらから質問を投げかけることでクライアントに考えの整理を無理なく促していく。単純な経済的利益だけを追求してその後に遺恨を残すようでは最終的にプラスになるとは考えないためです。
相続問題の殆どは家族間の法律問題に帰結しますが、そこに家族間ならではの感情論が入り込むことで解決策が見えにくくなることもあります。他人と争うような法律問題とは異なり、相続の問題は法律だけでは割り切れない非常に繊細な問題なのです。だからこそ私たちはより丁寧に、より確実に問題解決にあたっています。